ポルトガル旅行手配メモ⑤

エールフランスちゃんとルフトハンザくん

 さて航空券どこにする!?問題で、とにかく迷ったのがエールフランスに乗るべきか、乗らざるべきかということ。

 エミレーツを除外すると大体その次に最安値として提示してくるのがエールフランス。フライト時間は16時間~とエミレーツよりもだいぶ短く、出発したその日中に到着する(深夜着)。ネットを検索するとエールフランスは評価がかなり激しく分かれるようで「エールフランスには絶対乗りたくない」と断言する人もかなりの数見かけた。中でもシャルルドゴール空港でバゲージロストに遭った人の口コミは壮絶。現地の職員の対応がひどいとか、サポートセンターの対応がひどいとか。ひどい目に遭うとインターネットに書きまくりたくなるもんね!ということでネガティブキャンペーンにまんまとあてられてしまい、例えエールフランスで申し込んでもバゲージロストに怯えてびくびく神経質に過ごすのは嫌だなあと思うようになってしまった。

 そんな時、ポルトガルのガイドブックで著者が航空券については「ルフトハンザか日系航空会社を使うことが多いです」とさりげなく書いていたことを思い出してルフトハンザについて検討してみることに。確かにルフトハンザはユーザーからの評価も一定以上で良さそう。じゃあ値段は…?と思って調べてみるとエミレーツ9万台~、エールフランス10万台~に比べてルフトハンザは16万台。うーーーーーーん。即決できる値段でもなくなってしまった。ちなみにANAJALではもうちょっと高かった。どうしよう…。

 一時はもうあたしルフトハンザの家の子になる!みたいに思ってチケットを取ろうかとも思ったりしたのだけど、ロストバゲージについて調べていて見つけたデータで手が止まるものが。2004年のデータではあるものの、ロストバゲージが発生する確率は双方とも巨大乗り継ぎ空港であるシャルルドゴール(エールフランスの場合)とフランクフルト(ルフトハンザの場合)が突出して高い、というもの。「ルフトハンザにしたとしても遭う確率がエールフランスとあまり変わらない(のかもしれない)のか…!!!!!!」

 そもそも、トランジットがある時点でロストバゲージの確率は上がるのだから(乗り継ぎ時間が短いとさらに確率アップ)、「起こるかもしれない出来事」自体で航空会社を選ぶのはあまり理にかなっていないのだと気が付いた。冷静になろうね…。

 最初に戻って「価格」「フライト時間」「航空会社への評価」で決めればよいのだと思い直してからは早かった。価格とフライト時間(乗り継ぎ時間含む)でバランスの良いチケットをskyscannerで検索して、その航空会社の評判を検索。

ターキッシュエアラインズ!君に決めた

 そこで辿り着いたのがターキッシュエアラインズ。

4travel.jp

 成田発でイスタンブールで乗り継ぎ。去年空港内でテロがあったいろんな意味でホットなアタテュルク空港だが、ターキッシュエアラインズの評判は近年なかなか良好。機内食もおいしいらしい。いいじゃない…いいじゃない…。ちなみにターキッシュエアラインズのラウンジは海外旅行愛好家の間でも有名な豪華さらしい。スカイアライアンスゴールド会員などの上級会員でないと利用できないので、今回わたしには関係がないのだけど。

latte.la

 若干フライト時間の長さ(12時間+3時間+4時間)は気になったものの、エミレーツよりかは短いしいいかと思い、総合的に見て納得できたのでこちらの航空会社を利用することを決めた。ロストバゲージについては、もうすっかり賢者モードになり起きた時の準備をして旅行に臨めばいいやと思えるようになった。

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 skyscannerはサーチャージ等も全部含んだ料金で表示してくれるので分かりやすくて◎。上記は実際の旅行期間と違うので値段はこれより1.3万ぐらい安い。

  ちなみに前回書いたドバイ情報を教えてくれた海外旅行好きの同僚から、春からサーチャージが値上がりするから航空券はさっさと買っておいた方がいいとのアドバイスを聞く。実際今日4月からの値上がりが発表された。

 サーチャージは発券時の金額が適用というルールになっているが、Eチケットの場合は、購入時のものが適用されるので買った時点の金額で固定されるので空港で追徴されることはない模様。

 買う…買うぞーーーー!

ということでチケット購入につづくー!